やってみよう!体験をカタチに。

開催報告】稲刈り体験

10月1日。6月に田植えをした苗たちは、立派な穂を付けた稲へと成長していました。

今回の稲刈りには、田植えにも参加して下さったご家族の方々が多く、自分たちが植えた苗の成長っぷりにとても驚いていらっしゃいました。

(田植えの時とは変化した虫の生態系にいち早く気づき、カエルやこおろぎ、かまきりを追いかけるのに夢中な子も。笑)

そんな中、始まった今回の稲刈り。


初めて持つカマや、初めて握る稲の束に始めはテンション高めのこどもたちでしたが、徐々に稲刈りの大変さを実感。低い体勢で同じ作業をひたすらこなすことの大変さを身をもって体験しました。

 

刈り上げた稲を積んだ山を見つめ、刈り上げた達成感に浸っていたのも束の間…。最後の大仕事、”脱穀作業”では、刈った稲の束を両手いっぱいに握りしめ、稲の山と機械との往復をするだけでもこどもたちにとっては重労働‼


それだけ頑張った脱穀作業。さぞかし大量に収穫できたやろー‼と、最後に収穫量を確認した時のこどもたちの顔…。
「え。あんなにがんばって…こんだけ⁇」
と言わんばかりの素直な反応に、大人たちは笑ってしまいました。

普段何気なく口にしているお米だけど、100gのおにぎり1個はお米約2,100粒でできてます。こどもたちが刈った1本の稲に実るお米はわずか約70粒。
今はコンビニで気軽に買えるようになったおにぎりですが、その1個1個が農家さんの努力と汗の結晶でできています。それを私たちはいただいてるんだということを今回の体験を通して知れたということは、本当に貴重な体験になったのではないでしょうか。
この学びがこどもたちの成長のひとつになっていたらいいなと思いながら今回の体験も胸いっぱいになった、スタッフでした。

 

 

 

 

 

 

 

ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。またご協力いただいた、農家のみなさま。ありがとうございました。

 

*本イベントは、公益財団法人 九電みらい財団さんの助成イベントです*

体験をカタチに

シェアする